Chairmans EYE -第四節展望-

2025年06月29日

CHAIRMANS EYEとは

30リーグチェアマンの上田ダイゴが

各団体の紹介や試合の見どころを

独断と偏見と妄想で紹介するコーナーです

今回は第四節

『金木犀の肌×うーめい』

独自の目線で徹底解説します

前回の第三節で早くも火リーグ優勝団体が決まった30リーグ2025。後半戦最初の戦いとなる第四節『金木犀の肌×うーめい』は、劇リーグ優勝の行方を大きく左右する戦いとなった。


CHAIRMANS PREDICT

まずは30リーグ2025参加団体の大トリとして初陣に挑む『金木犀の肌』を紹介しよう・・・と言いたいところであるが、金木犀の肌は去年の6月に旗揚げしたばかりで、今回の30リーグ火ゲキ30×30初参加という私にとって完全に「初めまして」の団体。故に紹介しようがないというの本音である。

30リーグ2025開催前に行った自己紹介アンケートによると、作風は「文学的」「シュール」「攻撃的なようでいてどこか優しい」「なんかわからんけどおもろい」との事。なので文学性の高い脚本を前衛的な演出で表現するスタイルを想像するが、同時に「まだ定まりきっていない」とも答えているので、言葉のイメージだけで断定することは避けた方が賢明であろう。

ただ、私がひとつだけ分かっているのは、金木犀の肌は30リーグ最後の登場というアドバンテージ最大限に利用しているという事だ。というのも、30リーグ公式戦終了後に開催される、スーパーバイザーを迎えての講評会に、金木犀の肌の主宰である青草猫が頻繁に顔を出しているからだ。

スーパーバイザー講評会は30リーグ参加団体の関係者であれば誰でも参加出来るのだが、基本的にはその節で戦った両団体しか参加しないのが通常である。しかし青草は頻繁に参加して熱心にスーパーバイザーの講評に聴き入っていたのだ。

30リーグどころか30×30初参加という経験不足を補うのはもちろん、勝つための戦略を立てるだけの情報も講評会で十分に収集したと思われる。試合日程決定から約半年間、存分にあった準備期間を有効に使い、満を持して放たれる金木犀の肌の作品に期待したい。

対する後攻の『うーめい』はこの試合がリーグ最終戦第二節の対『8プロ』では、出演者6名全員が同世代女性というキャスティングで、日常系不条理系を絶妙の配合でブレンドしたコメディタッチの作品『多分、日常。』を披露。しかし8プロの王道エンタメ作品『ノブナガアベンジャーズ』の牙城を崩せず惜しくも敗北を喫してしまった。

今回の第四節で負ければリーグ敗退が決定してしまうので、ここから優勝を狙うためにはまず勝利絶対条件。さらに勝利したとしても26票(8プロとの得票数の差)以下での勝利の場合でも優勝の可能性が無くなってしまうので、最低でも27票以上、現実的なラインで言えばせめて50票、優勝を確実にしたいならそれ以上の大量の得票数、いわゆる束勝ちが必要な状況である。

では束勝ちをするために必要なものとは何か?それは作品のクオリティ集客力である。いくら対戦相手を圧倒する作品を作ったとしても、観客が1名しかいなかったら1票しか得票出来ない。観客をたくさん呼んで初めて束勝ちは現実のものとなるのだ。

その視点でうーめいスタメンを見てみると、出演者が7名と前回より1人増えている上に、第二節からの続投は2名のみというフレッシュな面子となっているのはプラス材料と見ていいだろう。フレッシュな出演者が新しい観客の動員に繋がればその分得票数増加する可能性が高くなる。

作品内容に関しては第二節では負けてしまったものの、個人的には対戦相手との相性の問題も大きかった様に感じた。さらに今回は有利とされる後攻なので、前回からクオリティさえ下げなければ束勝ち出来るチャンスは十分にあると思われる。


『最近旗揚げ』『同世代』 『女性』『個人ユニット』と何かと共通点の多い両団体なので、もしかするとこの先も何かと比べられる宿命のライバルになるやもしれない。今回はそのライバルストーリー第1章と思って観劇するも30リーグならではの楽しみ方である。皆さんでそれぞれの物語を作って30リーグの戦いを楽しんで頂きたい。

上田ダイゴ(30リーグチェアマン)

※敬称略

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