30CLIMAX直前アンケート:金木犀の肌

2025年10月23日


高い文学性を感じさせる脚本、細部まで計算の行き届いている洗練された演出、そして適材適所のキャスティングと、すべてにおいてクオリティの高い2作品を揃えた金木犀の肌。順位こそリーグ3位という結果になってしまったが上演した2作品の評価はいずれも高く、例えば 30リーグの様な観客投票型ではなく演劇関係者が審査員のコンペディションであれば優勝していたのではないか?という声も多かった。


Questionnaire

Q1.リーグ戦を振り返って

私は基本的に、勝負事が好きではありません。性にあわないからです。でも自己研鑽のために、この企画に参加しました。
参加すると、やっぱり「比較」や「評価」の目に晒されます。それは重圧でもありましたが、同時に、想像以上に楽しいものでもありました。
今回のリーグ戦を振り返ったとき、個人的な最大の学びは「自分を貫くのが一番大事」ということです。シンプルなことだけど、意外とわからない、そして忘れがちなことなのかもしれない、と思います。この学びは、今後も大切にしていきたいです。 


Q2.リーグ戦(10作品)の最優秀作品は?

ルイボスティーはバニラの味『ここへおいで、ザウルス』

選考理由:とにかく圧倒的な完成度だったと思っています。劇作家、演出家、スタッフ、俳優、全員の仕事が見事に混ざり合い、溶け合い、とてつもなく美しく強く儚い世界が作り出されていました。

Q3.リーグ戦(10作品)の最優秀俳優は?

旗手絵美子(ルイボスティーはバニラの味『ここへおいで、ザウルス』)

選考理由:ここまで語らずに、ここまで雄弁な演技があるんだ、と本当に目が釘付けになりました。あの無言や無表情のその奥に、その役の人生の積み重なりと、旗手さんという人間の人生の積み重なりを感じました。そんな背景を感じさせる演技力、俳優力は、本当に凄まじいと思いました。

Q4.30CLIMAXの見どころ 

今までの傾向を見ると、うーめいさんは、シュール、コミカル、ポップ、アニメ的、そんなキーワードの作品になるのではないかと思います。それに対して、ルイバニさんのキーワードは、静謐、リアル、会話劇、ちょっと不思議、切ない、温かい、みたいな、そんな感じになるのではないでしょうか。
どちらも、ちょっとシュールだったり不思議だったりするところは似ているのかもしれません。でも、色で言うと、うーめいさんはカラフル、ルイバニさんはモノトーンみたいな、そんなイメージになりそう。
「好み」ではなく「質」で勝敗が決まるような、アッツい戦いを観られたらいいなと、ワクワクしています。 

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