RIVALS EYE【第五節:うーめい】

RIVALS EYEとは
ライバル達が熱いホンネをぶつけ合う
30リーグ2025参加団体による公式戦の観戦レポートです
今回は第五節『夜に静か×AND FAMILIARS』を
うーめいがレポート
はたしてライバルはこの試合をどう観たのか?

夜に静か『PAIN』
死を恐れる人に対して、楽観的に絡む人。バランスが良いと言えば良いし、今彼女が欲しいのはその言葉ではない気もする。共感する人も必要だけれど彼女にはそう言う存在も必要なんだろうなぁと思いました。重たい重たい感情をもつ彼女に対比して、彼が面白い動きや取り止めもない会話や空を見上げることを提案したりするのはとても可愛らしかった。あと服装か彼の性質?的なものを表していてとても良い。サンダル。赤いズボン。サングラス。
照明が動きに合わせて変わっていくのは何か意図があったのかも?と思いつつそれが何かはわからなかった…悔しい。
戦争を反対する人々のぺちゃくちゃぺちゃくちゃは、選挙カーを思い出させた。興味のない人、またはそのことを考えることができない人(作中だと死にたいと言っていた彼女)
にはそう聞こえてしまうかも、と思いました。戦争を反対すること、また選挙カーなどでの公約は自分自身に関わることが多くあるけれど、ぺちゃくちゃに聞こえてしまうのが現実なのかも知れない…悲しい…でも私もそう言う時がある。
AND FAMILIARS『回想ー30分後に君が来るからー』
2人でこの作品をやる良さが出ていなかったかなと思いました。
敢えて娘さんとの回想シーンを1人でやる良さがあまり出ていないように感じて、何度も回想シーンをしていたのにもったいない感じがしました。立ち位置をわざわざ変えて忙しない感じは面白いのに、見ている側としては少し煩わしさを感じました。あと娘さん役の像が全く浮かばなかったです。回想シーンだけでも娘役をたててやった方がいいのでは?と思いました。あと普通に反抗期の娘、見たい。気になる。
めっちゃ世話焼きな隣人が婚約者か!?って思ったらやっぱりそう(ですよね!?)でした。初め、カレーを持ってくる隣人、と言うと妻の仲良かったご婦人とかかな?と思っていたので、男性だとわかるとどんな世話焼きな隣人やねんって思って隣人の人物像が気になりました。幽霊見えるし。どんなやつやねん。気になる…
娘と同じく、隣人の方も実際にいるともっと良いと思いました。何度もハケるのがやはり、煩わしいのと、やはり人物像が少しふわっとしている…過去のシーンでもう少し彼との関係性が出ていたらふわっとしなかったかも知れないです。めちゃくちゃ良いキャラしてるのでもっとあいつのことを知りたい…
伏井舞美(うーめい)